コンドームは一度のセックスで一個じゃないの？！ここではセックスの豆知識「コンドームの付け替えタイミング」をご紹介します。
コンドームは昔こそ「こんなに薄くて大丈夫なのか」と心配したものですが、最近は薄くても丈夫ということが周知されて安心して使われるようになりました。
しかし実は、コンドームが優れているのは物理的な耐久性だけで、肝心の「快適性」はそこまで持続力がありません。コンドームにはラテックスやポリウレタンなど様々な素材のものがありますが、どれであっても装着して使っているうちに膣との摩擦でだんだんと伸びてへたれてしまいます。
確かに破れはしませんが、使い心地がどんどん悪くなっていく。特に女性はコンドームの使い心地が変わっていくのを敏感に感じ取ります。
始めはペニスと一体になっていたのが、コンドームが伸びてペニスとの間に空間ができ、ハッキリとは分からないものの膣の中でラップがカサカサしているような感覚。男性側も気付ける人はいますが、女性ほど敏感には反応できません。
コンドームは耐久性と快適性は別！と覚えておきましょう。
コンドームは耐久性はあれど快適性がどんどん失われていく、というのは分かりました。ではどのタイミングでコンドームを付け替えると良いのでしょうか？
付け替えポイントはいくつかあるため、自分たちのセックスに合わせて交換しましょう。
コンドームがへたれてきたのを感じるのは、男性より女性のほうが早いです。同じピストンでもコンドームの存在を強く感じるようになった、コンドームがダマになって擦れて痛い、など違和感や痛みを感じたときが付け替えタイミングです。
何となく女性の喘ぎ声が弱くなってきた、集中が切れてきたというサインを読む手もありますし、直接女性から何か変、違和感があると伝えてくれる場合もあります。
挿入やピストン時間が20分を超えるころには、コンドームは付けたときの約2倍に伸びています。伸びたままの状態ではすっかり伸縮性が失われています。
もちろん同時間でもゆっくり動いた場合と激しく動いた場合では劣化具合が異なりますが、一般的な動きをしたと考えると20分は一つの付け替え目安になります。
セックス時間が長くなってくると、コンドームの滑りや女性の潤いが少なくなってきます。もう一度愛撫をして濡らしたりローションを足すカップルも多いでしょう。その一旦抜くタイミングでコンドームも一緒に見直してみましょう。
もちろん一個目のコンドームを付けたばかりなら愛撫やローション追加だけで大丈夫です。
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コンドームを替えると、今までのセックスは何だったの？というくらい気持ちよくなります。種類を替える、新しいのに替えるなど、コンドームを替えることはセックスを良くすることだと言ってもいいでしょう。
せっかくペニスがギンギンに硬くなっているのに、コンドームがへにゃへにゃだったらもったいない。一度のセックスで一個という固定概念は捨てましょう。
へたりにくい、長持ち、強度があるという言葉は、あくまでも強度の部分のメリットです。これまでより少しコンドームの減りは早くなってしまいますが、その分セックスの充実度は上がります。
やはりコンドームは常にパンと張っている状態が気持ちいい！実はコンドームの選び方よりも、付け替え頻度のほうが大事だったりしますからね。