バニラセックス、という言葉を聞いたことがある人は少ないと思います。一体どんなことをするのか解説していきます。
バニラセックスという言葉を知らない男性はけっこう多いかもしれませんね。何しろ、この言葉はゲイ男性のセックス時に使われてきた言葉だからです。
まずは、その定義について、ここで解説していきましょう。決してバニラアイスクリームを相手の身体に塗りたくり、それを舐めて楽しむようなプレイではありませんよ。
バニラセックスとはアナルセックスが基本となるゲイ男性の間で伝統的に行われてきたプレイです。一言で説明すると、「今日はお尻への挿入はなしね！」というもの。粘膜部位を傷付ける恐れが高いアナルセックスのリスクを緩和するために行われてきた、挿入レスのセックスのことです。
挿入のない絡みで終わるセックス。たとえば、フェラチオやシックスナイン、手コキのみで終わるプレイ、それでも立派なセックスですよね。
ただし、これが甘いセックスになるのか、それとも退屈なセックスになるのかは相手次第です。
挿入があってもなくても、立派なセックスには変わりありませんよね。そもそも挿入がないからこそ、お互いの心の触れ合いや愛撫に力が入ります。
軽いイチャイチャだけでは終わらない、それぞれの愛情をしっかり感じられればバニラセックスでも何ら問題はありません。そう思いませんか？
さて、バニラセックスはゲイ男性のセックス用語とお伝えしてきましたが、そのまま男女カップルに当てはまることはもちろん可能です。
たんに挿入がないセックスというだけ。バニラセックスの何がいいのかというと、
・時間をかけた愛撫ができるようになる
・前戯だけでなく、セックス後の後戯も重視できる
・挿入がないからこそ、互いに余計なストレスを抱えない
・性感帯開発にもピッタリ
このようなメリットもあるので、普段挿入メインのセックスをしているカップルにもおすすめできます。毎回であればムラムラもたまってしまいますが、月に数回程度の頻度であればお互いの愛情を確認するためにもピッタリですよね。
バニラセックスはデリヘルや風俗ヘルスなどのプレイと似ているかもしれません。本番ができないからこそ、他のプレイで最大眼楽しもう!女の子を気持ちよくさせようと思わけですから。
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バニラセックスは本当に知名度がありません。中には風俗情報誌やデリヘルの名前と勘違いする方も少なくありません。確かにバニラという言葉は色々な界隈で耳にしますからね！
さて、これと似て非なるプレイで、混同されがちなのがスローセックスです。スローライフと同じような使い方をする言葉ですが、ようするに気持ちいいと感じる場所と離れたところから刺激を加え、徐々に女の子を気持ちよくするスタイルのセックスです。
バニラもスローセックスも時間をかけて互いの身体を求めあいますが、唯一の違いといえば、スローセックスの場合は挿入も可能ということです。
バニラがいいのか、それともスローセックスを推奨するのかということではなく、女の子の状態や二人のムラムラ度を考えながら、ケースバイケースで時間をかけたセックスをしていきましょう。
特に女性はバニラセックスに肯定的です。その理由として考えられるのが、女性は男性とは異なり、身体同士の結びつきを重視しておらず、より精神的なつながりを大切にしているからです。
たっぷり愛撫されて、キスのシャワーを受けたら、自分がどれだけ愛されているかを再認識できます。逆に入れてナンボのセックスは、何だか自分が性処理みたいに扱われているみたいでショックと語る女性もいます。
そのため、本当に愛している女性相手であればあるほど、女性は挿入がなくとも、男性の愛を体中に感じられるのです。
これらは男女のセックス、恋愛に対する価値観の違いですが、バニラセックスは決してマイナスの要素ばかりのプレイではないということを覚えておきましょう。